大学病院勤務で感じたこと
私は大学病院に勤務当初、「治療が難しいから大学病院に来る」と考えていました。
しかし、あることに気付きました。「なぜこの症例をわざわざ」と。
高度な設備や技術を要する症例を扱うことはもちろんですが、全てがそうではなかったのです。
なぜか。それは患者さんの背景にありました。
「保険診療では無理と言われた。」
「治療中、怖くて気を失った。」
「院長は忙しくて説明がほとんどなかった。」
このような訴えの方々が少なくなかったのです。多くの時間と交通費を費やして、本当にそのような方々にとって大学病院受診が必要だったでしょうか。
そのような経験から私は基本的な以下のことを心掛けております。
・保険診療と自費診療の違いを明示し、可能な限り保険診療を勧める。
・麻酔時、治療時の痛みに配慮し、極力ストレスを与えない。
・モニター画面や資料などを参考に、分かりやすい説明を行う。
当然のことのようですが、昨今の地域医療の現場においては、まだまだ不十分と感じております。初心を忘れず、日々の診療に邁進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
歯科衛生士 櫻井
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歯医者さんに行くのが怖いというイメージから、「行くのが楽しみ!」と思っていただける環境作りをしていきます。
歯科衛生士 寺内
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皆様がホッとできる時間作りができればと思います。歯のことは何でも聞いてください。
歯科衛生士 上東
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お口の健康の維持に全力で取り組んでいきます。